2018年4月25日 インプラント治療におけるガイデットサージェリーについて
当院ではインプラント手術にガイデットサージェリーを行っております。
ガイデットサージェリーとは、専用のソフトウェアを用いて、コンピュータ上でインプラント治療を計画した後、手術用のガイドを作製し。ガイドを用いてインプラント手術を行うことです。
これにより計画通りの位置にインプラントを埋入することができ、より安全に正確に治療を行うことができます。
ガイデットサージェリー 治療ステップ
- CT検査
CTにより顎の骨や血管・神経の走行などを3次元画像で確認します。
- 診断・インプラント計画
CTのデータをもとに、インプラントの上に入る人工歯の形態、およびインプラントの埋入位置・角度・深さなどを決定します。歯科医師・歯科技工士がチームとなってCTデータを共有し、コンピュータ上で手術から人工歯装着までの治療計画を立てます。具体的には、人工歯の形態、使用するインプラントの種類とインプラントを埋め込む位置・角度・深さなどを計画します。
- サージカルガイドの作成
計画通りの正確な手術を行うため、CT上での治療計画に基づいて専用のサージカルガイドを作製します。
- サージカルガイドを使用してインプラントを埋入します
製作したガイドを口の中に固定し、専用の器具を使用してインプラントを埋入します。これにより、コンピュータ上で計画した通りの位置・角度・深さとなるよう正確なインプラント手術が行えます。
インプラントが理想的な位置に埋入されれば、機能性や審美性に優れた人工歯の作製が可能になります。